法人口座開設審査がゆるい4社!作りやすい銀行はネット銀行

法人口座開設審査がゆるい4社!作りやすい銀行はネット銀行

法人口座開設審査がゆるい4社は、以下の通りです。

(注釈)当会計事務所の「法人口座開設審査がゆるいか否か」の判断基準
  • オンライン完結(店頭での面談や手続が無い)
  • 固定電話が必須か
  • バーチャルオフィスでもOKか
  • 必要書類の種類と数
  • 審査の早さ(口座開設スピード)

その中でも、当会計事務所は、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の2行をおすすめしています。

GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行
GMOあおぞらネット銀行ロゴ住信SBIネット銀行ロゴ
総合評価
( 9.7点 )

( 9.6点 )
書類提出方法web提出web提出
(郵送の場合がある)
必要書類身分証明書
事業確認書類
身分証明書のみ
口座開設スピード最短即日最短翌日
店頭手続不要
振込手数料
(同行宛て)
無料
振込手数料
(他行宛て)
~145円 / 件~145円 / 件
ATM手数料月5回無料
110円 / 1回
110円 / 1回
ペイジー対応対応している
社会保険料口座振替可能不可
労働保険料口座振替可能不可
ダイレクト納付による納税可能
会計ソフト連携主要ソフト網羅
評判を見る評判・口コミ評判・口コミ
公式サイト公式HP公式HP
※注釈
  • GMOあおぞらネット銀行の振込手数料は「振込料金とくとく会員(月額500円)」だと129円で利用可能
  • 住信SBIネット銀行の振込手数料は、前々月の振込回数に応じて最大130円まで引き下げ可能

会社設立後、最優先で行うべきことは法人口座の開設です。

なぜなら、法人口座が無いと会社名義での取引ができず、ビジネスを円滑に進めることが困難になるからです。

法人口座がないと、信用問題に発展する可能性もあり、事業の成長を阻む大きなリスクとなります。

法人口座を持たないことによる不利益は計り知れず、最悪の場合、事業の失敗に直結することもあります。

そのため、スムーズに法人口座を開設できる銀行選びが重要です。

そこで本記事では、忙しい経営者でも手間なく法人口座を作りやすい銀行を紹介します。

起業後にスタートダッシュを切るためにも、ぜひ最後まで読んでください。

執筆者情報

1988年生まれ
公認会計士税理士

前職では上場会社の経理財務部長として勤務し、現在は経理・財務支援サービス会社を経営しています。
現職・前職では多数の法人口座管理経験があり、経理財務業務と会計業務のフロー構築は得意分野です。

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/ 必要書類は身分証明書だけ \


目次

法人口座開設審査がゆるい4社!作りやすい銀行はネット銀行

法人口座開設審査がゆるい「作りやすい銀行」4社は、次のとおりです。

法人口座を作りやすい銀行は、これらのネット銀行です。

なお、ネット銀行の法人口座が作りやすい理由は、後述の「ネット銀行の法人口座開設審査がゆるい理由」で解説しています。

以下、各ネット銀の特徴を紹介します。

GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行の法人口座の利用手順

GMOあおぞらネット銀行の基本情報

口座開設の手続きオンラインで24時間365日対応
必要書類は郵送不要でweb提出で完結
審査バーチャルオフィスOK
固定電話不要
面談不要
必要書類身分証明書
事業確認書類(1点以上)
※事業確認書類は、情報量が多いほど審査通過率が上がる
口座開設スピード最短即日
振込手数料同行宛て:無料
他行宛て:~145円 / 件
※「振込料金とくとく会員(月額500円)」だと129円で利用可能
ネットバンキング利用料無料
GMOあおぞらネット銀行の運営会社情報
サービス名称GMOあおぞらネット銀行
運営会社GMOあおぞらネット銀行株式会社
代表者代表取締役社長 山根 武
設立日1994年2月28日(日債銀信託銀行として)
ネット銀行事業開始日2018年7月17日
資本金241億2,996万円
事業内容インターネット銀行事業
本店所在地〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス
GMOあおぞらネット銀行の口コミ
評価GMOあおぞらネット銀行の口コミ
法人口座の必要な機能は十分に揃っていて、メガバンクなどに見劣りしない。
手数料が他の銀行と比べても圧倒的に安くて使いやすかった。
起業したばかりでも審査に通る可能性が高いので、スタートアップに優しいと思った。
アプリが便利でスマホから支払いができるのは便利でした。
メールでの2段階認証があり、セキュリティ面で安心感があった。
法人口座開設が1週間以内でできたので、直ぐに支払ができた。
カスタマーセンターが混んでいると、問い合わせの返事が遅いときがありました。
どのネット銀行もそうですが、給与振込に対応していないのだけどうにかしてほしい。
WEB上で一括振込を行う際に、振込先の名義が口座番号から自動で反映されないのが不便だった

GMOあおぞらネット銀行の評判・口コミ詳細

GMOあおぞらネット銀行は、会社設立直後の起業時に最もおすすめの法人口座です。

そのため、私自身の設立法人でも利用しており、当会計事務所へ相談に来るクライアントにもおすすめしています。

GMOあおぞらネット銀行は、法人口座開設の手続きが全てWeb上で行えるのが魅力です。

会社設立直後は、税務署や社会保険の手続き、設備投資や顧客開拓など、やるべきことが山積みで、経営者は時間的余裕もありません。

この点、GMOあおぞらネット銀行は必要書類が最低2点と少なく、独立直後で忙しいタイミングでも手続しやすいです。

また、事業確認書類は最低1点あれば足りますが、追加で事業情報を含む資料をWeb上で提出することで、審査通過率を高めることが可能です。

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住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行の法人口座開設

住信SBIネット銀行の基本情報

口座開設の手続きオンラインで24時間365日対応
必要書類の郵送が必要
(ただし、運転免許証があれば提出書類なし
審査バーチャルオフィスOK
固定電話不要
面談不要
必要書類運転免許証のみ
※web手続で「口座開設確認書」の入力を行う
口座開設スピード2週間程度
(ただし、運転免許証があれば最短翌日
振込手数料同行宛て:無料
他行宛て:~145円 / 件
※前々月の振込回数に応じて最大130円まで引き下げ可能
ネットバンキング利用料無料
住信SBIネット銀行の運営会社情報
サービス名称住信SBIネット銀行
運営会社住信SBIネット銀行株式会社
代表者代表取締役社長 円山 法昭
設立日1986年6月3日(住信オフィスサービス株式会社として)
ネット銀行事業開始日2007年9月24日
資本金310億円
事業内容デジタルバンク事業
BaaS事業
THEMIX事業
本店所在地〒106-6219
東京都港区六本木三丁目2-1
住友不動産六本木グランドタワー
住信SBIネット銀行の口コミ
評価住信SBIネット銀行の口コミ
振込手数料が130~145円で安いのがありがたい。振込手数料をかなり削ることができた。
スマホから簡単に振込手続きができるので、外出時の急な支払いのときにも便利だった。
法人口座開設を全てオンラインで完了できるのは良かった。書類の郵送の手間はかかりますが、それでも他の店頭へ行かなければいけない銀行より全然早いです。
スマート認証NEOというセキュリティで、ログインや支払時の安全面が高いと思った。
バーチャルオフィスでも法人口座開設ができた。
メガバンクだとインターネットバンキングの使用料が毎月ごとに数千円かかるけど、ネット銀行は無料なので助かります。
振込手数料が1ヶ月に何回か無料になってくれれば、もっと良いと感じた。
店頭相談が全くできないのは、何だかんだ不便に感じた。
カスタマーサービスへの問い合わせをしたいときに電話がつながりにくい

住信SBIネット銀行の評判・口コミ詳細

住信SBIネット銀行は、店舗での手続きがゼロで法人口座開設が可能なネット銀行です。

最大の特徴は、代表者の身分証明書として運転免許証さえあれば、他の提出書類が一切不要で最短翌日に法人口座を開設できることです。

そのため、法人口座が作りやすい銀行を探している人は、迷わず住信SBIネット銀行に申し込みを行いましょう。

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楽天銀行

楽天銀行の法人口座開設の流れ

楽天銀行の基本情報

口座開設の手続き最短5分でWeb申込可能
必要書類は郵送が必要
審査バーチャルオフィスOK
面談不要
固定電話必須
必要書類法人ビジネス口座開設申込書
本人確認書類
法人の印鑑証明書
履歴事項全部証明書(登記簿)
事業実態が確認できる資料
口座開設スピード約2週間
振込手数料同行宛て:52円 / 件
他行宛て(3万円未満):150円 / 件
他行宛て(3万円以上):229円 / 件
ネットバンキング利用料無料
楽天銀行の運営会社情報
サービス名称楽天銀行
運営会社楽天銀行株式会社
代表者代表取締役社長 永井 啓之
設立日2000年1月14日
ネット銀行事業開始日2001年7月
資本金32,616百万円
事業内容電子メディアによる銀行業
本店所在地〒108-0075
東京都港区港南2-16-5
NBF品川タワー
楽天銀行の口コミ
評価楽天銀行の口コミ
IPアドレスを指定して、登録したIPアドレス以外から銀行操作を受け付けなくさせる機能は便利だった。万が一、出張などでPCを紛失してもリスクを軽減できるので安心感があった。
権限変更の手続きなどがオンラインで直ぐに完了するので便利だった。
ネット銀行としては珍しく給与振込に対応しており、給与の払い漏れが起こらずに済んだ。また、摘要欄の表記を1件1件キュウヨと入力せずに済んだ。
暗証番号を間違えてロックがかかってしまった場合、解除までに時間がかかるのが不便だった。営業日を跨ぐことはないけど、15時に先方に着金を間に合わせたいときは焦りました。
ネット銀行あるあるだと思いますが、担当者がいないので何かトラブルがあった際や相談したい場合などは従来型の店舗がある銀行の方が良いと思いました。

楽天銀行はオンライン操作+書類郵送で法人口座が開設可能な銀行です。

必要書類は、GMOあおぞらネット銀行や住信SBIネット銀行より多いですが、それでも他の店舗型の銀行より少ない数で済みます。

また、審査も他のネット銀行と同様に書類審査のみであり、面談はありません。

ただし、固定電話の登録が必須である点は注意が必要です。
(参考:楽天銀行公式HP「口座開設の申込時に携帯電話を登録することは可能ですか?」)

PayPay銀行

PayPay銀行法人口座開設の申込

PayPay銀行の基本情報

口座開設の手続きオンライン完結
必要書類の郵送が必要
審査面談不要
固定電話任意
バーチャルオフィスは基本NG
必要書類口座開設申込書
本人確認書類
会社実態の確認資料
事業内容の確認書類
業務内容が確認できるHPがあると必要書類が減る
口座開設スピード最短3日
振込手数料同行宛て:55円 / 件
他行宛て:160円 / 件
ネットバンキング利用料無料
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の運営会社情報
サービス名称PayPay銀行
運営会社PayPay銀行株式会社
代表者代表取締役社長 田鎖 智人
設立日2000年9月19日
ネット銀行事業開始日2000年10月12日
資本金722億1千万円
事業内容インターネット専業銀行
本店所在地〒163-0440
東京都新宿区西新宿2-1-1
新宿三井ビル39F
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の口コミ
評価PayPay銀行の口コミ
ネットで簡単に開設できてペイジーも利用できるので、創業直後はこれで十分に機能が揃っていると思います。
海外仕向送金・被仕向送金の機能が充実すると嬉しいです。

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)はオンライン手続で法人口座が開設可能な銀行です。

法人としての実績が半年以上ある場合、ネット銀行の中でも作りやすい銀行となっています。

ただし、バーチャルオフィスで法人口座を開設するには、具体的な業務内容が記載された会社HP設立後半年を経過していることが必要です。

また、「会社実態の確認資料」として「主たる事務所の建物賃貸借契約書(バーチャルオフィス不可)」の提出を求められるため、バーチャルオフィスでの審査は比較的厳しいものとなります。

ネット銀行の法人口座開設審査がゆるい理由

ネット銀行の法人口座開設審査は、他の店舗型の銀行より緩い傾向があります。

なぜなら、ネット銀行は他の銀行の業態と比較して、以下のような特徴があるからです。

スクロールできます
ネット銀行メガバンク信用金庫地方銀行
審査難易度
店舗の数
サービス
手数料の安さ
主な対象企業創業1年未満年商10億円以上年商1億円未満年商1~10億円
融資金額目安~1,000万円数千万円~数百~数千万円数千万円
(注釈)各銀行の業態ごとの相対評価の基準

当サイトでは、次の基準に基づき銀行業態ごとの相対評価をしました。

指標評価内容
審査難易度法人口座開設審査の難易度。以下の点から評価。
独自インタビューによる回答を評価し、審査通過率が高いほど高評価とする。
法人口座の申請にかかる手間。各銀行の公式サイトでの公開情報、及び独自インタビューによる回答を評価し、「必要書類が少ない」「web完結する」「面談が無い」銀行ほど高評価とする。
店舗の数銀行の視点などの店舗の数。銀行の公式サイトでの公表値、及び独自インタビューによる回答を評価し、日本国内に店舗が多いほど高評価とする。なお、地方銀行・信用金庫は、地元の店舗の数や立地条件も加味する。
サービス銀行の法人向けサービス。各銀行の公式サイトでの公開情報、及び独自インタビューによる回答を評価し、融資・為替やその他のサービス、銀行員のサポートなどの指標から、サービスが手厚い銀行ほど高評価とする。
手数料法人口座の口座維持手数料、振込手数料などの各種コスト。各銀行の公式サイトでの公表値、及び独自インタビューによる回答を評価し、コストがかからない銀行ほど高評価とする。

上表のとおり、ネット銀行は店舗型銀行と異なり、店舗運営や窓口業務(人件費など)にかかるコストが不要なため、固定費を大幅に抑えられます。

一方、メガバンクや地方銀行、信用金庫といった店舗型銀行は、店舗の維持やスタッフの人件費などで多くの固定費が発生します。

銀行としては、開設された法人口座が実際に利用されない場合でも「口座管理にかかるコスト」が発生し、これが固定費の負担となります。

そのため、固定費の多い店舗型銀行では、法人口座の開設にあたり「事業の将来性」や「預金の見込み」「融資の可能性」など、銀行のサービスを積極的に利用してもらえるかどうかを重視します。

特に、創業間もない企業の場合、実績や信用が十分でないため、店舗型銀行での口座開設は審査が厳しくなりがちです。

一方で、ネット銀行は仮に法人口座が利用されず休眠状態となっても、店舗型銀行に比べて管理コストが低いです。

その結果、ネット銀行は多くの創業者・法人に口座を開設してもらうことを重視し、審査基準が緩く、法人口座を作りやすい銀行となっています。

ネット銀行でも法人口座開設を断られるケース

ネット銀行の法人口座開設は比較的審査が緩やかですが、必ずしも全ての申請が通るわけではなく、法人口座開設を断られるケースもあります。

なぜなら、会社代表者の信用調査(反社チェック)で問題があったり、過去の経歴と法人の事業内容に関連性が見られない場合、銀行側が「この口座が本当に事業目的で利用されるのか」「反社会的勢力と関係がないか」といった点を疑うからです。

銀行は法律に基づき、「マネーロンダリング」や「テロ資金供与」「闇バイト」などの犯罪防止を徹底する義務があるため、会社や代表者について慎重に審査を行います。
(参考:全国銀行協会「マネーロンダリング、テロ資金供与対策」)

そのため、以下の場合、ネット銀行でも審査落ちする可能性があります。

法人口座開設を断られるケース
  • 提出書類に記載ミスがある場合
  • 本人確認書類が不十分な場合
  • 事業計画や事業目的が曖昧な場合

法人口座開設審査がゆるい「作りやすい銀行」に関するよくある質問・回答

法人口座開設審査がゆるい「作りやすい銀行」に関するよくある質問・回答をまとめました。


審査がゆるい法人口座はどこですか?

審査がゆるい法人口座はネット銀行であり、特に住信SBIネット銀行が一番おすすめです。

なぜなら、「運転免許証」があれば、その他の必要書類が一切不要で開設できるからです。

審査面談や固定電話は不要であり、バーチャルオフィスでも開設することが可能です。

そのため、手間・時間を掛けずに法人口座開設したい人には、一番おすすめできます。

法人口座開設のNG例は?

法人口座開設のNG例は、以下のようなものが挙げられます。

  • 事業実態が不明確・不十分
  • 反社会的勢力との関係が疑われる場合
  • 本人確認書類や必要書類の不備
  • 過去に不正行為やトラブルがある場合
  • 事業内容が銀行のポリシーに合わない場合(風俗店など)
  • 短期間で大量の口座開設の申込をしている(マネロンの疑い)

詳細は、先述の「ネット銀行でも法人口座開設を断られるケース」で解説しています。

法人口座の審査はなぜ厳しいのですか?

法人口座の審査はなぜ厳しいのは、「マネーロンダリング」や「テロ資金供与」などの犯罪に利用されるのを防止するためです。

そのため、法人口座開設の審査は、本人確認が特に厳しく、前科や過去の経歴によっては、法人口座開設を断られる場合もあります。

銀行口座開設を断られる理由は何ですか?

銀行口座開設を断られる主な理由は、以下のとおりです。

  • 本人確認書類が不十分であり、反社会的勢力の疑いがある。
  • 法人口座を事業目的に利用するか、事業計画や過去の経歴から読み取れない。
  • 実績がなく、本当に事業をして実態のある会社か判断できない。
  • 資本金が少なすぎる(事業の本気度を伺えない)

(参考:全国銀行協会「口座開設は断られることもあります」)

銀行は、何よりも法人口座を犯罪に利用されることを嫌うため、上記のポイントは最重要視されます。

ただし、代表者本人や法人に問題がなくクリーンであっても、銀行ごとに審査基準も異なるため、必ず審査通過するわけではありません。

法人口座を作れないとどうなる?

法人口座を作れないと、以下のようなデメリットがあります。

  • 取引先からの信用低下
  • 「法人の財産」と「代表者個人の財産」の管理が煩雑になる
  • 税務調査で指摘される可能性がある
  • 銀行からの融資を受けられなくなる可能性がある
  • 法人専用の引き落としサービスを利用できなくなる可能性がある

特に取引先の信頼という観点では、「法人と契約したにもかかわらず、振込先が個人口座」だと不信感を抱かれ、取引を断られる可能性が非常に高くなります。

このような状況は事業活動全体に悪影響を及ぼすため、まずは法人口座を開設しやすいネット銀行で、確実に1口座を開設するべきです。

法人口座開設の審査に落ちたらどうすればいい?

法人口座開設の審査に落ちた場合、他のネット銀行の法人口座に申し込みすることをおすすめします。

なぜなら、銀行によって審査基準が異なるため、他の銀行に申し込みをすれば、あっさり審査通過することもあるからです。

また、少しでも審査通過率を高めるために、以下のような対策を行うと良いでしょう。

  • 書類不備が一切ないように注意して準備を行う
  • 事業計画書が求められる銀行では、事業計画書を詳細に作り込む
  • 資本金の金額を増やす(100万円以上あるのが望ましい)
  • 固定電話を設置する
  • バーチャルオフィスを避ける
  • 会社HPを準備する

審査通過率を高める対策の詳細は、次の記事内の「法人口座の審査通過率を高めるポイント6つ」で詳細に解説しています。


【比較表】法人口座開設審査がゆるいネット銀行

法人口座開設審査がゆるいネット銀行の比較表は、以下の通りです。

スクロールできます
GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行楽天銀行PayPay銀行
GMOあおぞらネット銀行ロゴ住信SBIネット銀行ロゴ楽天銀行ロゴPayPay銀行ロゴ
総合評価
( 9.7点 )

( 9.6点 )

( 8.4点 )

( 8.1点 )
書類提出方法web完結web・郵送郵送郵送
口座開設スピード最短即日最短翌日約2週間最短3日
店頭手続不要不要不要不要
振込手数料
(同行宛て)
無料無料無料55円
振込手数料
(他行宛て)
~145円~145円150~229円160円
ATM手数料月5回無料
110円
110円220~275円0~330円
口座維持費用無料無料無料無料
ペイジー対応 
社会保険料口座振替可能不可不可不可
労働保険口座振替可能不可不可不可
ダイレクト納付による納税可能可能不可不可
公式サイト公式HP公式HP公式HP公式HP
※注釈

Web上で手続きを完結させたい人には、GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行がおすすめです。

特に住信SBIネット銀行は、必要書類が「運転免許証」のみであるため、作りやすさは全銀行の中でもピカ一です。

また、GMOあおぞらネット銀行も必要書類が少なく、紙でのやり取りが原則無いため、サクっと法人口座開設ができることで人気の高い銀行です。

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