【即日OK】「請求書カード払い」のおすすめ5選を徹底比較

請求書カード払いおすすめ

請求書カード払い(請求書支払い代行サービス)のおすすめ5選は、以下のとおりです。

「支払いのタイミングに間に合わない…」「資金繰りが苦しい…」そんな悩みを解決できるのが、請求書カード払いサービスです。

このサービスは、クレジットカードを使って請求書の支払いを立て替えられるため、特別な審査が無く、支払い猶予が最大60日近く得られるのが最大のメリットです。

請求書カード払い(BPSP)

即日対応可能なサービスは、急な支払いにも強く、中小企業や個人事業主の心強い味方です。

本記事では、支払いの早さ・手数料・使いやすさなどから比較した「請求書カード払いおすすめ5選」を紹介します。
なお、サービスの利用前に、後述の「対応している請求書の種類」「使えるクレジットカードのブランド」を確認することをおすすめします。

この記事で分かること
  • 請求書カード払い業者の選び方のポイント
  • 請求書カード払いのメリット・デメリット
  • 請求書カード払いの利用方法と注意点
執筆者情報

1988年生まれ
公認会計士税理士

前職では上場会社の財務部長・経理部長として勤務し、現在は経理・財務支援サービス会社を経営しています。
財務担当として銀行取引経験があり、メガバンク・地方銀行・日本政策金融公庫などの対応をしていました。
これまでに取り扱った融資規模は、1件あたり1,000万円~10億円です。


目次

請求書カード払いおすすめ5選|個人でも即日使える資金調達を徹底比較

請求書カード払いおすすめ5選は、下表のとおりです。

スクロールできます
支払い.comFintoカード後払いDGFTマネーフォワードlabol(ラボル)
支払い.comのロゴFintoカード後払いのロゴDGFTのロゴマネーフォワードのロゴラボルロゴ
事前審査原則なし原則なしあり
(最短即日)
あり
(最短3分)
あり
(最短60分)
支払繰延期間最大60日最大60日最大60日最大60日最大60日
手数料4%2.5%3%2.7%3.0~3.5%
請求書の支払スピード最短翌日最短翌日約3営業日最短2営業日最短即日
公式HP詳細詳細詳細詳細詳細
※注釈
  • 基本的な必要書類は「本人確認書類」と「請求書」のみ
  • クレジットカードがあれば、基本的にすぐに請求書カード払い(BPSP)サービスが利用可能。
  • 法人・個人事業主のどちらでも利用可能。
  • クレジットカードのブランドは、基本的にVISA・Master・JCBが利用可能。ただし、Fintoカード後払いはJCBが利用不可。また、支払い.comは、JCBはセゾン系カードのみしか使えない。
  • 後払いにできる請求書の限度額は、クレジットカードの利用限度額以内。
  • 手数料は支払いを繰り延べる申請額に対してかかる。

とにかく審査なしで早く申し込みたい方には、「支払い.com」や「Fintoカード後払い」がおすすめです。

使用頻度が高い場合は、手数料が比較的低い「マネーフォワード請求書カード払い」が適しています。

また、請求書の支払期日が間近に迫っている場合は、支払いスピードに優れた「labol(ラボル)」が向いています。

以下、それぞれのサービスの特徴について詳しく解説します。

支払い.com|社会保険料の支払いにも対応しているのが最大の特徴

支払い.comのLP

支払い.comの基本情報

事前審査原則なし
支払繰延期間最大60日
手数料4%
請求書の支払スピード最短翌日
使えるクレジットカードVISA、Master、JCB(※1)、アメックス(※1)
※注釈
  • (※1)クレディセゾン発行のカードのみ利用可能
  • 基本的な必要書類は「本人確認書類」と「請求書」のみ
  • クレジットカードがあれば、基本的にすぐに請求書カード払い(BPSP)サービスが利用可能。
  • 法人・個人事業主のどちらでも利用可能。
  • 後払いにできる請求書の限度額は、クレジットカードの利用限度額以内。
  • 手数料は支払いを繰り延べる申請額に対してかかる。
支払い.comの運営会社情報(2社の共同運営)
運営会社株式会社クレディセゾン株式会社UPSIDER
代表者代表取締役社長COO 水野 克己代表取締役 宮城 徹
代表取締役 水野 智規
設立日1951年5月1日2018年5月14日
資本金75,929百万円8,794百万円
事業内容ペイメント
リース
ファイナンス
不動産関連
グローバル
エンタテインメント
UPSIDER事業
支払い.com事業
本店所在地〒170-0013
東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60・52F
〒106-0032
東京都港区六本木7丁目15-7 新六本木ビル811
利用者の声(クレディセゾン公式HPより)
支払い.comの利用者の声

支払い.comは、請求書カード払いサービスの中でも珍しく、社会保険料の公的支払いに対応している点が大きな特徴です。

通常、社会保険料の支払いはクレジットカード決済ができず、資金繰りに悩む企業にとっては重い負担となります。

特に、人員を多く雇う必要がある店舗型ビジネスなどでは、人件費に加えて社会保険料の支払いが大きなキャッシュアウト要因となります。

実際、社会保険料などの法定福利費は、給与総額の約30%近くに上ることもあり、支払いのために一時的な借入を行う企業も珍しくありません。

しかし、支払い.comを活用すれば、カードの締日から引落日まで支払いを繰り延べることができるため、資金繰りにゆとりが生まれ、キャッシュフローの改善に直結します。

支払い.comの特徴
  • 社会保険料の支払いにも対応
  • 事前審査が原則不要で、登録から利用まで最短60秒
  • 利用者60,000社以上の実績
  • 振込名義を変更できるので、取引先に利用がバレない
  • 東証プライム市場上場「クレディセゾン」との共同運営で安全性が高い
  • クレジットカードのポイントやマイルも貯まる

\ 事前審査なし!利用まで最短60秒

社会保険料の支払いも可能 \

Fintoカード後払い(旧トラボックス請求受領)|手数料が最安値

Fintoカード後払いのLP

Fintoカード後払いの基本情報

事前審査原則なし
支払繰延期間最大60日
手数料2.5%
請求書の支払スピード最短翌日
使えるクレジットカードVISA、Master、JCB、セゾンカード
※注釈
  • 基本的な必要書類は「本人確認書類」と「請求書」のみ
  • クレジットカードがあれば、基本的にすぐに請求書カード払い(BPSP)サービスが利用可能。
  • 法人・個人事業主のどちらでも利用可能。
  • 後払いにできる請求書の限度額は、クレジットカードの利用限度額以内。
  • 手数料は支払いを繰り延べる申請額に対してかかる。
Fintoカード後払いの運営会社情報
運営会社トラボックス株式会社
代表者代表取締役社長 皆川 拓也
設立日2000年3月3日
資本金5,500万円
事業内容物流DXプラットフォーム 「TRABOX」の運営
クラウド請求書管理/決済プラットフォーム「Finto」の運営
本店所在地〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー12F
利用者の声(Fintoカード後払い公式より)

1.代表取締役社長A様(建設業)

着工金や資材の仕入れの先払い、入金の遅れ等により支払いと入金のバランスに困っていました。過去に別の方法で資金調達をしましたが、請求書をカード払いできるサービスは知らず新たな資金調達の一つとして登録しました。PC操作が不慣れでしたが電話サポートのおかげで、無事利用できました。

2.代表取締役社長B様(小売・卸売業)

販売する商品の仕入れや什器等が、開催規模/期間によっては、一時的な資金負担がどうしても大きくなるため、利用に至りました。手数料の安さもそうですが、金額による利率の変動がないことや、銀行振込とは違ってカード利用によるポイント付与で実質の負担額も減るので、メリットしかないです!

3.代表取締役社長C様(広告業)

事業拡大に伴い人材紹介会社を利用しましたが、高額な紹介手数料等と複数人採用で資金面での負担が想定より大きくなりました。Fintoカード後払いを活用し資金繰りに余裕が生まれ、広告費や他の分野にも資金をせたことで、短期間で人材確保と事業推進が実現しました!

4.代表取締役社長D様(コンサルティング業)

新規顧客獲得のために広告運用を強化する必要がありましたが前払いの負担が大きく資金確保に悩んでいました。融資などの他の資金調達は審査や機関がネックでしたが、Fintoカード後払いならクレカがあれば利用でき審査や振込もスピーディーで、新たな資金調達手段として活用しています!

Fintoカード後払い(旧トラボックス請求受領)は、請求書カード払いのサービスの中でも手数料が最も低いのが特徴です。

また、事前審査なしで、最短即日に申し込みの手続きが行える点も、「導入のしやすさ」という意味で大きなメリットです。

利用できるクレジットカードは、従来VISA・Masterのみでしたが、2025年4月10日よりJCBカードも使えるようになり、利便性が高くなっています。

Fintoカード後払いの特徴
  • 初回2ヶ月、手数料2.2%のキャンペーン中
  • 業界でも最安値の手数料2.5%
  • 必要書類の提出はwebでアップロードのみ
  • クレジットカードの登録枚数に上限なし
  • カード種別を問わずに、最短翌日の支払いが可能

\ 事前審査なし!手数料は最安

2分でサクッと登録完了 \

DGFT請求書カード払い|安全性が極めて高いサービス

DGFT請求書カード払いのLP

DGFT請求書カード払いの基本情報

事前審査あり(最短即日)
支払繰延期間最大60日
手数料3%
請求書の支払スピード約3営業日
使えるクレジットカードVISA、Master、JCB、セゾンカード、ダイナースクラブ
※注釈
  • 基本的な必要書類は「本人確認書類」と「請求書」のみ
  • クレジットカードがあれば、基本的にすぐに請求書カード払い(BPSP)サービスが利用可能。
  • 法人・個人事業主のどちらでも利用可能。
  • 後払いにできる請求書の限度額は、クレジットカードの利用限度額以内。
  • 手数料は支払いを繰り延べる申請額に対してかかる。
DGFT請求書カード払いの運営会社情報
運営会社株式会社デジタルガレージ
代表者代表取締役 林 郁
設立日1995年8月17日
資本金92,138百万円
事業内容決済事業、マーケティング事業、スタートアップ投資事業、新規戦略事業
本店所在地〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 デジタルゲートビル
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコDGビル
利用者の声(DGFT請求書カード払い公式より)
利用者の声1
利用者の声2
利用者の声3
利用者の声4

DGFT請求書カード払いは、東証プライム上場のデジタルガレージが提供する安心感のあるサービスです。

利用企業の実績も30,000社以上あり、利用できるクレジットカードのブランドも多いです。

請求書をスマホで撮影するだけで自動入力されるため、財務担当者の負担が掛からないサービスとして評価を受けています。

DGFT請求書カード払いの特徴
  • 東証プライム上場企業(証券コード:4819)運営で安全性が高い
  • 利用企業30,000社突破の実績がある
  • 請求書を5秒で登録・管理できる機能が付随(電子帳簿保存法にも対応)
  • 請求書の利用枚数・保管枚数の制限は無し

\ 請求書を5秒で登録・管理できる機能が付随 /

上場企業で安全性が極めて高い \

マネーフォワード請求書カード払い|安心感・実績・使いやすさの三拍子

マネーフォワード請求書カード払いのLP

マネーフォワード請求書カード払いの基本情報

事前審査あり(最短3分)
支払繰延期間最大60日
手数料2.7%
請求書の支払スピード最短2営業日
使えるクレジットカードVISA、Master、JCB
※注釈
  • 基本的な必要書類は「本人確認書類」と「請求書」のみ
  • クレジットカードがあれば、基本的にすぐに請求書カード払い(BPSP)サービスが利用可能。
  • 法人・個人事業主のどちらでも利用可能。
  • 後払いにできる請求書の限度額は、クレジットカードの利用限度額以内。
  • 手数料は支払いを繰り延べる申請額に対してかかる。
マネーフォワード請求書カード払いの運営会社情報
運営会社マネーフォワードケッサイ株式会社
代表者代表取締役社長 冨山 直道
設立日2017年3月
資本金100百万円
事業内容マネーフォワード 掛け払い
マネーフォワード Pay for Business
マネーフォワード トランザクションファイナンス for Startups
マネーフォワード 請求書カード払い
マネーフォワード アーリーペイメント
本店所在地〒108-0023
東京都港区芝浦三丁目1番21号 msb Tamachi 田町ステーションタワーS21階

マネーフォワードは、会計ソフトや家計簿アプリで知られる東証プライム上場企業グループであり、ISMS認証やプライバシーマーク(Pマーク)を取得していることから、セキュリティ面でも非常に信頼性の高い企業です。

請求書カード払いのサービスにおいても、手数料が低く、累計提供実績は1,650億円を超えるなど、実績と信頼の両面で優れています。

私の経験上、法人利用でサービス選びに迷ったときは、マネーフォワードを選んでおけば大きな失敗はないと断言できます。

実際に私自身もマネーフォワードグループの各種サービスを長年愛用しており、過去にはユーザーインタビューにも協力させて頂きました。

請求書カード払いを検討している方にとって、安心感・実績・使いやすさの三拍子がそろったマネーフォワードのサービスは、非常に有力な選択肢と言えるでしょう。

マネーフォワード請求書カード払いの特徴
  • 手数料が請求書カード払いサービスの中でも低い水準
  • 上場企業グループに属しており、ISMS認証やPマーク認証を取得しているため安全性が極めて高い
  • 提供サービスの累計取扱高は1650億円(2023年2月時点)の実績
  • 月間200万円以上の場合、更に手数料が安くなる可能性がある(公式サイトよりお問い合わせください)

\ 手数料が安い!直感的な操作性

最短3分で申込完了 \

labol(ラボル)カード払い|即日の支払いにも対応しているのが最大のメリット

ラボル請求書カード払いのLP

labol(ラボル)の基本情報

事前審査あり(最短60分)
支払繰延期間最大60日
手数料3.0~3.5%
請求書の支払スピード最短即日
使えるクレジットカードVISA、Master、JCB
※注釈
  • 基本的な必要書類は「本人確認書類」と「請求書」のみ
  • クレジットカードがあれば、基本的にすぐに請求書カード払い(BPSP)サービスが利用可能。
  • 法人・個人事業主のどちらでも利用可能。
  • 後払いにできる請求書の限度額は、クレジットカードの利用限度額以内。
  • 手数料は支払いを繰り延べる申請額に対してかかる。
labol(ラボル)の運営会社情報
運営会社株式会社ラボル(labol inc.)
代表者代表取締役CEO 建部 大
設立日2021年12月1日
資本金5,000万円
事業内容金融サービス事業、メディア事業
本店所在地〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-20-8 寿パークビル 7F

labol(ラボル)カード払いは、最短で即日振込が可能なスピード感が最大の強みです。

特に、個人事業主やフリーランスなどの小規模事業者向けに設計されており、フリーランス界隈でも高い評価を得ています。

さらに、社会保険料の支払いにも対応している点も特徴のひとつで、公的支出の資金繰りにも柔軟に対応可能です。

labol(ラボル)の特徴
  • 個人事業主やフリーランスが使いやすい
  • 最短即日で請求書の支払いが可能
  • 社会保険料の支払いにも対応している

最短60分で請求書の支払い /

/ 個人事業主やフリーランス向け \

請求書カード払いサービスの選び方のポイント7つ!請求書の種類は必ず確認

請求書カード払いサービスの選び方のポイントは、次のとおりです。

以下、それぞれ解説します。

対応している請求書の種類!例えば支払い.comは社会保険料に対応している

請求書カード払いサービスを選ぶ際は、どのような請求書にサービス対応しているかを確認することが重要です。

スクロールできます
支払い.comFintoカード後払いDGFTマネーフォワードlabol(ラボル)
支払い.comのロゴFintoカード後払いのロゴDGFTのロゴマネーフォワードのロゴラボルロゴ
仕入・外注費など
個人事業主の請求書(※)
海外口座宛ての支払
地代家賃
公共料金
(水道光熱費)
社会保険料
税金
※注釈

「個人事業主」が「個人事業主発行」の請求書を利用するのは不可。なお、個人間取引は今後対応予定。

例えば、支払い.comは「社会保険料の支払い」にも対応しています。

一方、DGFTは「個人事業主発行の請求書」にはサービス対応していません。

このように、サービスごとに対応範囲が異なるため、自社の支払い内容にマッチするものを選びましょう。

ただし、全ての会社で、以下のような支払には対応していないため注意が必要です。

(禁止事項)利用できない請求書や支払種類
  • 事業上の支払い以外
  • クレジットカード利用分の支払い、口座振替の支払い
  • 自社宛の振込(現金化)
  • その他現金化となる行為
  • 金融債権への支払い(銀行融資などの返済目的は不可)

使えるクレジットカードの種類!VISA・Master以外は使えないブランドもある

各社のクレジットカードの対応状況は、以下のとおりです。

スクロールできます
支払い.comFintoカード後払いDGFTマネーフォワードlabol(ラボル)
支払い.comのロゴFintoカード後払いのロゴDGFTのロゴマネーフォワードのロゴラボルロゴ
VISA
Master
JCB
アメックス(※1)
ダイナース
※注釈
  • (※1)クレディセゾン発行のアメックスブランドのカード
  • Fintoカード後払いは、上記の他にセゾンブランドのカードが利用可能
  • DGFTは、上記の他にセゾンブランドのカードが利用可能

上表のとおり、請求書カード払いサービスでは、利用可能なカードブランドが限られている場合があります。

多くのサービスはVISAやMastercardに対応していますが、JCBやアメックスは非対応の会社もあります。

そのため、自社の保有するカードが使えるかどうか、事前に確認しておきましょう。

手数料(サービス利用料)!安ければ安いほど良い

請求書カード払いサービスの手数料はサービス選びの最重要ポイントです。

スクロールできます
支払い.comFintoカード後払いDGFTマネーフォワードlabol(ラボル)
支払い.comのロゴFintoカード後払いのロゴDGFTのロゴマネーフォワードのロゴラボルロゴ
手数料4%2.5%3%2.7%3.0~3.5%

上表のとおり、請求書カード払いは、請求書額面に対し1.0〜4.0%程度の利用料が発生します。

この利用料はビジネスローンなどの借入金利と異なり「日割り計算」という概念が無いため、年利換算だと手数料が高くつくことがあります。

例えば、60日間の支払いの繰り延べで借入と同じ効果を得た場合、年利換算で6~24%(365日/60日≒6倍)になることもあります。
(クレジットカードのポイント還元率などを考慮しないケース)

そのため、少しの差でも大きな金額になるため、できるだけ低コストのサービスを選ぶのが鉄則です。

取引先への支払いが早くできるか?早いほど直前でも使いやすい

請求書カード払いサービスは、取引先への振込タイミングも重要です。

スクロールできます
支払い.comFintoカード後払いDGFTマネーフォワードlabol(ラボル)
支払い.comのロゴFintoカード後払いのロゴDGFTのロゴマネーフォワードのロゴラボルロゴ
請求書の支払スピード最短翌日最短翌日約3営業日最短2営業日最短即日

特に、資金繰りが厳しいときや直前の支払いにも柔軟に対応できるため、非常に便利です。

振込スピードが早ければ早いほど、緊急時の支払いに強く、支払遅延を防ぐことができるため、取引先との信頼関係を維持しやすくなります。

ただし、実際の振込タイミングは申請時間や審査状況によって左右されることもあるため、なるべく余裕を持って申請することが大切です。

支払猶予期間が長いか?支払の繰延期間が長ければ長いほど有利

請求書カード払いサービスを利用すると、「クレジットカードの締日と支払日」を活用して実際の支払いを最大で約60日先まで繰り延べることが可能です。

スクロールできます
支払い.comFintoカード後払いDGFTマネーフォワードlabol(ラボル)
支払い.comのロゴFintoカード後払いのロゴDGFTのロゴマネーフォワードのロゴラボルロゴ
支払繰延期間最大60日最大60日最大60日最大60日最大60日

支払猶予期間が長ければ長いほど、手元資金を温存でき、資金繰りに余裕が生まれるため、特にキャッシュフローに課題を抱える中小企業やスタートアップにとって大きなメリットになります。

ただし、支払いの延長期間は、登録するクレジットカード会社によって異なります。

例えば、「月末締め・翌々月10日払い」のクレジットカードを使って支払い.comを利用した場合、翌々月10日に代金が引き落とされます。

一方、「月末締め・翌月26日払い」のクレジットカードで請求書カード払いを利用したら、翌月26日に代金が引き落とされます。

そのため、登録するクレジットカードは、引き落とし日までの期間が長いものを登録するのがおすすめです。

対応スピード・操作の簡便さ!事前審査や請求書管理のUIなどが異なる

請求書カード払いサービスは、導入までのスピードや操作のしやすさも重要な比較ポイントです。

スクロールできます
支払い.comFintoカード後払いDGFTマネーフォワードlabol(ラボル)
支払い.comのロゴFintoカード後払いのロゴDGFTのロゴマネーフォワードのロゴラボルロゴ
事前審査原則なし原則なしあり
(最短即日)
あり
(最短3分)
あり
(最短60分)

サービスによっては、事前審査が即日完了するケースもあれば、数日かかる場合もあり、スピード感には大きな差があります。
(上表では、即日で利用可能となるサービスを紹介しています)

また、請求書のアップロード方法や管理画面の使いやすさにも違いがあり、UIが直感的でシンプルなほど、担当者の業務負担を軽減できます。

なお、私の経験上では「マネーフォワード」の操作性が特に優れていると感じました。

マネーフォワードは、もともと個人向け家計簿アプリ「マネーフォワードME」からスタートした背景があり、UIやUXに対するこだわりが非常に強く、細部まで丁寧に作り込まれている印象があります。
(ビジネス上でマネーフォワード社の人と会話したことがありますが、UIの拘りは相当強いです)

セキュリティ・運営会社の信頼性!大手だとPマークやISMS認証がある

請求書カード払いサービスでは、個人情報や決済情報を取り扱うため、セキュリティ対策が万全かどうかは非常に重要なチェックポイントです。

スクロールできます
支払い.comFintoカード後払いDGFTマネーフォワードlabol(ラボル)
支払い.comのロゴFintoカード後払いのロゴDGFTのロゴマネーフォワードのロゴラボルロゴ
Pマーク親会社が取得親会社が取得
ISMS認証
上場企業?
子会社含む)

この点、「Pマーク(プライバシーマーク)」や「ISMS認証(情報セキュリティ)」を取得しているサービス、または上場企業やその子会社が運営しているサービスであれば、一定の安全性が担保されます。

私の経験上、特にISMS認証の取得と維持は非常にハードルが高いものです。

上場企業の部長として監査対応にあたった際は、PC内部のチェックや業務オペレーションの詳細説明など、かなり厳格な審査を受けました。
(私自身は公認会計士として監査慣れしていますが、それでも対応は大変です)

また、上場企業は(会計帳簿の改ざんの点から)サイバーセキュリティについて、監査法人のITチームの監査を受けます。
(4大監査法人だと、上場会社に対して原則必ず行う監査手続きです)

そのため、こうした監査をクリアしているISMS認証取得企業や上場企業グループのサービスであれば、安心して導入・利用できる信頼性があります。

請求書カード払いとは?メリット・デメリットを解説

請求書カード払いの仕組みと利点
引用:支払い.com公式HPより

請求書カード払いとは、取引先から届いた請求書を自社のクレジットカードで立て替えて支払う仕組みです。

支払いタイミングを遅らせつつ、ポイントの獲得や業務効率化も期待できるため、資金繰りに課題のある企業に注目されています。

ただし、サービスを選ぶ際には手数料や対応範囲にも注意が必要ですので、仕組みと利点を理解することが重要です。

以下、請求書カード払いのメリット・デメリットの解説をします。

請求書カード払いのメリット

請求書カード払いのメリットは、以下のとおりです。

請求書カード払いのメリット
  • 支払日をカードの引落日まで繰り延べできるため、キャッシュフローが改善する
  • クレジットカードのポイントやマイルが貯まる
  • 振込業務を代行してくれるため、経理担当者の負担が軽減される
  • 現金を用意せずに支払いができるため、資金繰りの柔軟性が高まる
  • サービスによっては即日対応も可能で、急な支払いにも対応できる

請求書カード払いの最大のメリットは、資金繰りを改善し、支払遅延を防げる点にあります。

これにより、取引先に対する信用不安を回避でき、事業の安定性を高めることが可能になります。

実際、私自身がかつて取り立て業務を担当していた経験がありますが、支払いを遅延する企業とは「二度と取引したくない」と感じたのが正直なところです。
(会社の財務部門としては、支払遅延を起こした企業はブラックリスト入りで、今後の販売稟議は一切承認しません)

なぜなら、代金の回収はビジネスにおいて最も難しい領域のひとつであり、そこでつまずけば、これまでの努力が一瞬で水の泡になるからです。

だからこそ、取引先からの信用を失わないために「請求書カード払い」のようなサービスを活用し、期日内に支払いを行うことには大きな価値があります。

請求書カード払いのデメリット

請求書カード払いのデメリットは、以下のとおりです。

請求書カード払いのデメリット
  • 請求書額面に対して1〜3%程度の手数料がかかる
  • 利用できるクレジットカードブランドに制限がある場合がある
  • 税金や社会保険料など、一部の支払いには対応していないサービスもある
  • サービス利用前に審査が必要で、即時利用できないケースもある
  • 審査内容や操作方法が複雑なサービスもあり、導入のハードルが高いこともある

請求書カード払いには、手数料が発生する点や、利用できるクレジットカードブランドに制限がある点がデメリットとして挙げられます。

また、すべての請求書に対応しているわけではなく、サービスごとに対象外の支払いもあるため、事前の確認が必要です。

請求書カード払いの利用方法と注意点を解説

請求書カード払いの利用は、想像以上にシンプルです。

請求書カード払いの基本的な利用手順
  1. サービスにアカウントを登録する
  2. クレジットカード情報を入力・登録
  3. 支払対象の請求書をアップロードまたは入力
  4. 振込先情報を確認し、申請を送信
  5. 審査通過後、サービス側が取引先に振込実行
  6. カードの締日に応じて後日引き落とし

基本的には、請求書データをアップロードし、支払いに使用するクレジットカード情報を登録するだけで完了します。

ただし、利用には事前審査がある場合や、手数料が発生する点には注意が必要です。カードの締日や引落日を踏まえ、計画的に利用しましょう。

利用時の注意点
  • 利用手数料(1〜3%程度)が発生する
  • 審査が即日でないサービスもある
  • 請求書の種類や形式によっては非対応の場合がある
  • クレジットカードの限度額に注意する
  • クレジットカードの「締日・引落日」を逆算して、無理のない利用計画を立てる

請求書カード払いに関するよくある質問・回答

請求書カード払いに関するよくある質問・回答をまとめました。


請求書カード払いのデメリットは?

請求書カード払いは便利な反面、手数料が発生するほか、対応カードブランドや請求書の種類に制限があります。

また、事前審査が必要な場合や、カードの利用枠に注意が必要な点もデメリットです。

詳細は先述の「請求書カード払いのデメリット」をご参照ください。

請求書払いのおすすめは?

請求書カード払いなら、総合力で選ぶなら「マネーフォワード請求書カード払い」、即日対応なら「支払い.com」、手数料重視なら「Fintoカード後払い」がおすすめです。

また、中小企業や個人事業主には「labol(ラボル)カード払い」も使いやすく、用途に応じて選びましょう。

請求書カード払いは個人でも使えますか?

請求書カード払いは個人でも利用できます。

ただし、対応している請求書の種類は「事業目的の利用に限る点に注意が必要です。

なお、本記事で紹介している「請求書カード払いおすすめ5選」は法人・個人事業主のどちらも利用可能です。


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